クイックアクセスのプロパティが破壊される原因
投稿日:2024年12月6日(金)Windows
分析
結論
WindowsのShellBags&BagMRUの許容量超えると、変更を加えた情報の保持ができなくなり定期的にリセットされていたので、不要になった部分を削除するとクイックアクセスのプロパティが壊れなくなった。
ShellBagsとは
前回の変更した状態を保存。例えば、フォルダのアイコンのサイズ、ファイルの表示昇順、降順など変更を加えるとWindowsがその状態を保持します。 その状態を保存する仕組みがShellBagsになります。
許容量
Windowsでは変更を加えた状態の保持できる数に限りがあり、デフォルトで5000件までしか保存されません。
5000件以上超えると変更した状態が保存されません。
もちもん一般人向けに公式が情報が書かれているわけがありません。
なので人によっては、フォルダのプロパティを変更しても気づいたら元に戻ったりすることがあります。
解消方法
これの問題点は、存在しなくなったファイルフォルダの状態変更を動的に削除されればこの問題は発生しにくくなると思いますが、そもそもいつ消えるのか条件がわからないのでプロパティの変更がうまく動作しなくなった場合は、レジストリを手動で削除する必要があります。
ShellBagsレジストリの場所は以下の通りです。
手動だからと言ってそれを一つ一つ確認していくのは骨が折れる作業なのでツールを使います。(自己責任)
使い方は各自で調べてください。
MDwiki
ericzimmerman.github.io
Download - Shellbags AnalyZer + Cleaner
Download - Shellnags AnalyZer + Cleaner
privazer.com
最後に
削除されたフォルダのパス情報を削除したことで5000件以下になりクイックアクセスのプロパティが壊れることはなくなりました。
ただ定期的にメンテナンスする必要があるのがめんどい